ゴリ山、実はこれまでに2回、一級建築士試験の学科に落ちています。
来年こそは合格するために、これまでの反省とこれからの課題を課題を考えていきたいと思います。
1回目の失敗
1回目は、社会人になって1年目、独学での受験でした。
毎日、朝の9時から夜の22時を超える時間まで働き、休みは日曜日のみ(締め切り前などは休みなし)のブラックアトリエ事務所に勤めていたため、勉強時間を確保することが難しい環境でした。
資格学校など行く時間がなかったので、1冊のテキストを購入して、その1冊を完璧にするつもりで勉強して、テストに臨みました。
結果は惨敗。
購入したテキストに載っていた問題や似ている問題は解けたのですが、それ以外の問題には手も足も出ず、「構造」と「法規」に関しては足切りの点数以下でした。
2回目の失敗
2回目の受験は、転職後。
本腰を入れて一級建築士試験に臨むため、「日建学院の通信講座」を受講することにしました。
「日建学院の通信講座」を選んだ理由は2つ、時間とお金です。
転職前よりも改善されたとはいえ、週2日の塾通いの時間を作れない職場環境でしたので、自宅に帰ってからWEB受講できる通信講座が自分の生活スタイルに合っていると思いました。
当時、総合資格学院には通信制の講座がなく、日建学院を選びました。
(この時は、建築士の資格学校=日建学院 or 総合資格学院という認識でした。)
また、薄給なアトリエ事務所に数年勤務した程度のサラリーマンでは、「学科」と「製図」合わせて100万円以上の受講料は高額すぎたため、その時ギリギリ使える貯金を使って、30万円の通信講座に決めました。
2回目の挑戦では、すべての科目で足切りは回避することができましたが、合格ラインに届きませんでした。
1回目の受験と比べると勉強時間もかなり増やせて、日建学院のカリキュラムにより試験範囲を網羅的に勉強することができたと思います。
敗因は、アウトプットの時間が不十分だったことです。
通信講座の動画を見るインプットの時間はしっかり取れたのですが、問題を解いて正解するためのアウトプットの時間が全然足りていませんでした。
日建学院の人には、勉強時間の目安として1日3時間の時間を取るように説明を受けましたが、それだけの勉強もできていなかったと思います。
2回の失敗から学んだこれからの課題
これまでに2回、一級建築士試験に臨んで感じた一番大変なことは、勉強時間を確保することです。
とても当たり前のことですが、日々の生活の中で、試験勉強に費やせる時間は多くありません。
他の受験生も同じ1日24時間の中で、「時間がない」は言い訳になってしまうので、3回目の挑戦では、日々の生活も見直しつつ、以下の2点を常に意識しながら、合格を目指したいと思います。
- 勉強時間を作る
- インプットと併せて、アウトプットを重点的に行う
2つとも受験勉強をする上で当たり前のことですが、これまでの2回の受験ではその当たり前も実践できていませんでした。
3回目の正直となるように、この2点を課題として、これからの1年間、試験勉強に励みたいと思います!
ほんと、社会人しながらの受験勉強って大変ですね(汗)
全国の受験生の皆さん、ともに頑張りましょう!
コメント